一人暮らしでもハムスターが飼えるって本当?
こんにちわ!ジャンガリアンハムスターくるみ♂(@walnut1010)のママ、みぃです♡
今日は一人暮らしでも飼えるペットとして、ハムスターをご紹介します!
私も一人暮らしの頃からくるみを飼っていますが、仕事から疲れて帰ってきたときにくるみの可愛い姿を見ると毎日癒されます(*´▽`*)
いまは旦那の方がくるみを溺愛していて、くるみの朝ごはん係はパパの役目です(笑)
家に帰って迎えてくれる人もいない、話し相手もいないから寂しい、せめて癒しがほしいけど、一人暮らしだからペットも飼えない…そんなときにおすすめなのがハムスターです◎
もちろん、安易におすすめといってもハムスターだって尊い命です。
小さくても、人間と同じ大事な命に変わりはありません。
最期まで責任を持って飼育できないのであれば、お迎えする資格はありませんよね。
本やネットで事前に情報を収集したり、現在ハムスターを飼育されている方や、ペットショップの店員さんに相談することも大事です。
一人暮らしでも飼えるんだ!と安易に考えず、まずは飼育環境を整え、飼育方法や注意点などをしっかりと確認してから、ハムスターをお迎えする準備をしましょう。
一人暮らしでもハムスターが飼える理由
ハムスターはなぜ一人暮らしでも飼育できるのでしょうか?
その理由をご説明していきましょう。
食事は一日に一回
ご存知の方も多いと思いますが、ハムスターのほっぺには頬袋があり、そこにエサを蓄えて、自分の好きなときに頬袋から出して食べます。
巣箱に貯蔵する習性もあるので、規定の量を毎日きちんとあげていれば、食事は一日一回で大丈夫なんです。
エサ箱のエサがすぐなくなるから足りないのかな?と不安に思ってしまいますが、頬袋や巣箱に貯め込んでいるだけなので、与え続ける必要はありません。
ちなみに私は敢えてエサの量を半分ずつにして、食事を与える時間を一日2回に分けています。
仕事に出かける前と夜寝る前に、くるみと触れ合う時間を作るためです。
鳴き声や騒音がしない
ハムスターと言ったら、回し車でカラカラ回っているイメージがありますよね。
なんと、ハムスターは回し車で一日平均5~20kmも走っているそうです。
回し車は昔は音がうるさく、夜になるとハムスターが走り続けるため、気になって眠れないという方も多かったかもしれません。
ですが、現在はサイレントホイールというものが販売されており、ハムスターが回し車を回していてもとても静かです。
夜うるさくて眠れないということはありませんし、壁が薄いアパートなどでも近所迷惑にならないので安心ですね。
サイレントホイールの大きさは、ハムスターの種類や成長に合わせて変えてあげるといいでしょう。
また、ハムスターはよっぽどのことがなければ基本的に鳴かない生き物です。
犬や猫のように鳴き声が近所迷惑になることはないので、その点も心配いりません。
散歩の必要がない
ハムスターは犬や猫と違って散歩の必要がないのも、飼い主にとっては嬉しいポイントです。
ただし、ハムスターの種類によってはお部屋の中を散歩させる部屋んぽ(部屋の中を散歩させること)が必要なハムスターもいます。
ジャンガリアンなどのドワーフハムスターは、ある程度ケージの大きさがあり、ケージ内が充実していれば外への興味を示しません。
少なくとも45cm以上、可能であれば50〜60cmのケージを用意してあげましょう。
我が家のくるみも、まったくケージの外へ出たがりませんし、外へ出すとすぐに帰りたがります(笑)
これは、ケージの中が自分の生活環境だと認識しているからです。
好奇心の強いゴールデンハムスターやキンクマハムスターは、ケージの外へ出たがるので部屋んぽの時間が必要になってきます。
部屋の中を自由に散歩させてしまうと、壁や床はもちろんですが、電源コードなどを齧ってしまったり、感電やケガの恐れがあります。
部屋んぽが必要な種類のハムスターを飼育する際は、市販のサークルなどで囲った範囲内を散歩させるといいでしょう。
また、落ちているゴミなどを頬袋の中に詰め込んでしまう可能性もあるので、床を清潔にしておくことも大事ですね。
一泊二日の旅行ならお留守番でも大丈夫
ハムスターは日帰りはもちろん、一泊二日の旅行ならお留守番させても大丈夫です。
出かける前にトイレを清潔にし、2日分のごはんとおやつを置いておきましょう。
どうしても2日以上家を空けなければならない場合は、誰かに預かってもらうしかありません。
私の場合、2日以上家を空けなければならないときは、くるみを専用のキャリーバッグに入れて実家に連れて帰り、母に預かってもらいます。
電車で一時間以内なので可能な範囲ではありますが、ハムスターにとっては非常にストレスなので、くるみには本当に申し訳なく思います。
ハムスターをお迎えする前に、旅行や出張などで家を空けるときの預け先を考え、予めお願いしておく必要がありますね。
ハムスターを飼育する際の注意点は?

では、ハムスターを飼育する際の注意点を見ていきましょう。
ハムスターはストレスに非常に弱い生き物で、ストレスで死んでしまうこともあります。
快適な環境を整え、まずは飼育方法や注意点を理解することが大事です。
基本的には懐かない
ハムスターは縄張り意識が強く、単独行動する生き物です。(多頭飼いはやめた方がいいでしょう)
基本的には懐かないと言われていますが、手の匂いを覚え「ごはんをくれる人」という認識から飼い主の存在を理解します。
人間には懐くというよりも「慣れる」と言った方が正しいかもしれませんが、きちんとお世話をして優しく話しかけていれば、飼い主の声や呼びかけに反応してくれるかもしれません。
可愛いので構いたくなる気持ちはもちろん分かりますが、触り続けたり撫で回したりすることは、ハムスターにとってはストレスです。
寝ているときにムリヤリ触って起こしたりすることは絶対にやめましょう。
ハムスターは夜行性ですが、一緒に生活をしていると飼い主の生活リズムとハムスターの生活リズムがだんだん合ってくるようになります。
毎日ぴったり同じ時間にというのは難しいですが、ごはんやおやつの時間をある程度決め、触れ合いの時間を作るといいでしょう。
おやつを与えすぎない
ハムスターといえばひまわりの種というイメージですが、ひまわりの種は主食ではなくおやつです。
人間で例えるとチョコレートやポテトチップスのようなものでしょうか…食べ始めたら止まらなくなりますよね。
ですが、毎日食べ続けていたらもちろんブクブクに太ってしまいますし、ハムスターの健康にもよくありません。
肥満は病気の原因にもなってしまうので、ひまわりの種に限らずおやつの与えすぎには注意しましょう。
あげすぎるとおやつの美味しさが忘れられなくなり、ごはんを食べてくれなくなります。
なぜなら、ハムスターの主食であるペレットは栄養バランスが優れていても、おやつのようには美味しくないからです。
あくまでも主食はペレットなので、可哀想ですがおやつの味をあまり覚えさせないようにしましょう。
大好きなおやつをたくさんあげることができないのは、ハムスターに一日でも長生きしてほしいという人間のエゴかもしれません。
ですが、おやつの食べ過ぎで肥満や病気になって、大事なハムスターが苦しむことになってしまったら、その方がよっぽど可哀想ですよね。
ペレットはいろいろな種類があり、個体によって好みは様々です。
そのペレットを気に入ってくれたからと言って、一生同じペレットを食べ続けてくれるわけではありません。
飽きて食べてくれなくなるタイミングがあるので、ペレットを変更しなくてはならないのですが、その子の好みに合うペレット探しは意外と苦戦します…。
くるみは赤ちゃんの頃~10ヶ月ぐらいまで、ずっとイースターさんのハムスターセレクションを食べていました。
ちなみにこちらは通常のハムセレですが、くるみが食べていたのはハムセレのプロシリーズというワンランク上のもの…だったんですが、突然飽きたようでまったく食べてくれなくなりました(笑)
ちなみに現在はネットショップで検索しても、プロシリーズの方はなぜかヒットせず。
ホームセンターとかに行けばあるのかな?廃盤になったのかしら(・・?)
大人になった現在は、フィード・ワンさんのヘルシープレミアムを食べていますが、こちらも最近になって飽きてしまったようです…(^_^;)
温度管理が重要
ハムスターは汗をかきません。
そのため匂いが少ないのは飼育する際のメリットと言えますが、その分体温調節が苦手な生き物です。
体温が低くなると疑似冬眠に入り、そのまま死んでしまうこともあります。
必ず専用のパネルヒーターなどをケージの下に敷き、誤って電源を切らないように気をつけましょう。
また、夏はクーラーを付けっぱなしにする必要があります。
もちろん冷却グッズで対応する方もいますが、今の日本の夏は人間と同じように、ハムスターにとっても非常に過ごしにくいと思います。
扇風機や冷却グッズだけでは猛暑を乗り切れるか不安ですし、私なら「くるみ大丈夫かな?暑くないかな?」と毎日気が気じゃなく仕事も手につきません(笑)
ハムスターにとって過ごしやすい温度は20~26℃と言われていますので、必ず意識して気をつけてあげましょう。
ちなみに私は7月~9月ぐらいまでエアコンを一度も切ることなく稼働させ続けましたが、さすがに諭吉さんが飛んでゆくような月はなかったです(笑)
個体によって性格が違う
ハムスターも、人間と同じように一匹ずつ個性があります。
人間に慣れやすい子もいれば、臆病な子、すばしっこい子、のんびり屋さんな子、いろいろですね。
飼育本やネットに書かれている情報がすべてではありません。
その子の性格を理解して、ゆっくりと信頼関係を築いていくことが大事です。
近くの病院を探しておく
ハムスターは、動物病院ならどこでも診てくれるわけではありません。
ハムスターをお迎えする前に、小動物を診てくれる動物病院を予め探しておく必要があります。
ハムスターは体が小さいですから、風邪や病気にかかると死に直結してしまう場合もあります。
なにかあったときに、すぐに診てもらえる動物病院を探しておきましょう。
お別れするときのことを考えておく
考えたくはありませんが、ハムスターの寿命は2~3年です。
ハムスターが感じている時間の進み方はとても早く、人間にとっての4時間=ハムスターにとっての一日だそうです。
いつかお別れしなきゃいけない日のことを、考えておかなくてはなりません。
実家にお庭があれば土葬も可能ですが、マンションやアパートですと土葬はできませんよね。
当たり前ですが、マンション共用部の花壇などに埋めることは絶対にやめましょう。
最近では、ハムスターの火葬をしてくれるところもありますので、事前にチェックしておきましょう。
近年では、プランター葬という方法もあるようです。(私はまだやったことがありませんが、気になります…。)
いつか必ず訪れてしまうその日のために、ハムスターの最期のことを考えておくのはとても大事なことです。
【追記】
2020年2月16日に、くるみがお空へ旅立ってしまいました…( ; ; )
プランター葬をした記録を残しましたので、同じように辛い想いをされた方へ。
少しでもご参考になりましたら幸いです。
一人暮らしでハムスターを飼育する際のまとめ
いかがでしたでしょうか。
一人暮らしでもハムスターを飼えるのと同時に、ハムスターを飼育するのは簡単ではないこともご理解頂けたかと思います。
また、ペット禁止と謳っているマンションでも、ハムスターならOKという場合もありますので、まずは不動産屋さんや大家さんに相談してみましょう。
ハムスターの一生はとても短いですし、飼い主はペットを選べますが、ペットは飼い主を選べません。
この家に来てよかった!とハムスターに思ってもらえるように、毎日しっかりお世話をして、少しずつ信頼関係を築いていきましょう。
ハムスターの愛くるしい姿に癒されて、一人暮らしがより楽しいものになるといいですね♡